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ガジェット好きのアマチュアサイクルフォトグラファー

オリンピックはアンブッシュ・マーケティングに厳しい


「アンブッシュ・マーケティング」とは、
世界的な大会や著名なイベント・モノ・コトについて、公式スポンサーではない企業が、あたかも公式スポンサー、またはライセンシーであるかのように消費者に誤認させ、物販や集客を行うことを指す。

オリンピックの公式スポンサーは問題なくマーケティング出来るが、
ややこしいのが個人やチームのスポンサーである。
オリンピック憲章のルール40に基づき、事前に申請する必要があるらしい。

例えば、機材スポーツであるサイクルロードレース
支給されているバイクにはメーカーロゴが入ってるので申請する必要がある。


イタリアチームはバイクのPINARELLOやヘルメットのKASKを申請しているようだ。


チェコは申請していないらしく、ロゴを隠している。

そして、直接メーカーロゴでなくても、
メーカーを彷彿させるフォントやデザインもNGらしい。

ヘルメット側面に「Venezuela 」とエナジードリンクレッドブルなフォントで描かれていたが、決勝ではガムテープで隠してプレイとなった。

また、ビミョーなのがオリンピック運営側で使用しているモノで
しっかり申請しているのか不明だ。

ガムテープで隠したような痕跡はあるが、剥がれてしまっている。

白バイも申請しているのだろうか。