パラリンピックが面白い。
私は主に車いすラグビーと車いすバスケットボールを観戦している。
車いすラグビーは健常者競技のラグビー、バスケットボール、バレーボール、アイスホッケー の要素が組み合わさっていて、ボールを持った選手がゴールに到達すれば良い。前にパスを出すこともOK、ぶつかることもOK。非常にシンプルなルールで、ゴールするのが当たり前なゲームなので、ディフェンスが重要になってくる。
観ていて思い出すのは、ファミコンのアイスホッケーである。
4人チーム、選手は障害の程度によりそれぞれクラスが付けられ、障害の重い方0.5点から軽い方3.5点まで0.5点刻みの7段階に分けられ、チーム合計8点以下でなければならないので、障害が軽い方と重い方のバランスが重要になる。さらにいえば、女性がチームにいる場合は0.5点追加され、合計8.5点となる。
ちなみに、私が好きな選手は倉橋選手だ。
パラリンピックの競技を見ていて、ふと思ったこと。
それは、私も脳梗塞を患い、左半身麻痺して入院し、リハビリで運動機能は改善したものの、左の力は右の8割位しか出ないため、パラリンピックに出場できるのではないかと考えたのだが、世の中そんなに甘くはなかった。
少なくとも障害手帳を持っている人が対象である。
流行り言葉でいえば、私は障がい者と健常者の間にいる「ボーダー」なのだろう。