8ページの中で、日本代表選手や応援している著名人のインタビューに加え、サイクルロードレースが行われるコースについて説明しているのだ。
繰り返すが、本日発行の情報誌だ。
「サイクルロードレースの観戦は自粛願います」
と、政府が発表したあとに発行した情報誌である。
付録として、つい最近発表された各国の代表選手が写真付きで紹介されていることから、この情報誌の内容は少なくとも4度目の緊急事態宣言が発令された後のものだと考えていいだろう。
それなのに、こんなキーワードがあるのだ。
『立ち入り規制に注意して密にならない観戦を』
これまで、日本における自粛という言葉には
同調圧力によって、事実上観戦禁止を意味していた。
ところが、自治体としては上記のスタンスだったのだ。
自ら慎んで行動を。
オリンピックまであと1週間。
東京都は明日の混雑予報のポータルサイトを立ち上げた。
無観客開催とはいえ、買い物などで移動もある。
とても有益な情報サイトとしてブックマークをした。