今年より発足したジャパンサイクルリーグ(JCL)が資金調達を完了。
リリース(PDF)を読む限り、ソレ本来なら会社設立前にやることじゃね?
と思わなくもない。
何故なら、新たな事業を始めるのだから、資金調達完了しないまま起業したの
だとしたら、それはそれで問題がある。
なんでも最初はお金が掛かるもの。
そして、資金調達の方法が気になった。
JCLの資金調達は、スポンサーの協賛を得ながら、銀行及び投資家から以下の2つの方法で行われたようだ。
一つは負債。銀行などから期限付きで融資を受ける。
だがこの方法は、融資を受けるために不動産等の担保や保証人が必要で、さらに期日になったら返済しなければならない。零細企業にとっては、大きな額の融資を受けるのはリスクがある。
二つ目は株式発行(資本を増やす)。
これなら調達した資金を返済する義務がない。だが、通常の株式では株主の持分に応じて経営権が生じるため、場合によっては投資家や投資企業によって経営権を事業主から取り上げてしまい、買収や合併のリスクがある。
今回の資金調達で、以下の先行投資を行う模様。
1. レース映像の配信品質向上2. レース会場の装飾改良3. PR 効果の高いレースイベントの設営・集客力のある企業との提携5. ツアー賞金増額6. 選手強化費への還元
映像に力を入れつつ、(観戦体験の想像とは?)
選手へ還元が図られるようだ。
楽しみである。