
自分で言うのも何だが、新しい働き方に順応している方だと思う。
ミーティングはオンラインで、ほとんど人との接触などない。
出社は多いときでも週イチだ。テレワーク万歳である。
そんな私がPCR検査をするという出来事があった。
今は事態が落ち着いたため、記録を残しておこうと思う。
大した話ではないが、新型コロナに関する出来事は初めてであり、さらに当事者でないと分からなかったことが多々あるのだ。
ある日、上司から私の同僚が新型コロナ陽性になったと連絡があった。
同僚は私と同じプロジェクトメンバーで、たまたま私が出社した日、同じ業務についていた。業務の都合上、密閉空間で向かい合わせにもなっている。マスクはしていたが、完全な濃厚接触…と、私はすぐに思った。
そもそも上司が私に連絡したのは、同僚が会社へ提出した行動履歴書に私の名前があったからだ。接触は間違いないことを伝えると、私も行動履歴書の提出を求められた。同僚と接触してから今までの行動履歴。これにより、二次接触者を洗い出すのだ。
普段から業務のタスクやスケジュールは細かくOutlookで管理しているが、打ち合わせや実験業務で携わった人々の名前など、いちいち記録していない。
思い出しながら、なんとか行動履歴書を作成・提出。そして会社は二次接触者のリストアップをするとともに、保健所へ提出した。
こうして、会社判定の濃厚接触者数名と、その二次接触者は自宅待機(テレワーク)命令が下り、続いて「濃厚接触者は直ちに会社指定病院でPCR検査せよ」との業務命令が下り、直ちに指定病院へ電話予約。明朝ドライブスルー検査となった。
会社指定病院の駐車場、まだ誰も病院に来ないような明朝にドライブスルー検査である。感染が疑わしい者は病院外での検査というわけだ。
インフルエンザ検査で使用するような、長い綿棒で鼻の奥をグリグリされて終わる。検査結果は「翌日の13時までに連絡がなかったら陰性」と微妙なことをいう。
これでは翌日まで待つしか無いのだが、実は翌日は脳の定期検診でPCR検査と同じ病院へ行く予約を入れていたのだ。電話が入れ違いで受けられなかった場合、私は堂々と病院へ行けばよいのか?念の為、夕方に電話で確認すると、直ぐに結果を教えてくれた。(なんだそれ)
結果は陰性であった。
年末年始は大人しく家で過ごすことにしよう。