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gooブログから引っ越してきた、ガジェット好きのアマチュアサイクルフォトグラファー

東京五輪、男子ロード代表の最終決戦


週末、サイクルロードレース界隈のネットニュースを大いに賑わせた、宇都宮ブリッツェンの増田選手がオリンピック代表選考を賭けてのスペインレース参戦。

いよいよ決戦の今日、急いで退勤してオリオン通りへ向かった。
リニュアルしたオリオンスクエアで、プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ2020 のパブリックビューイングを行なっているのだ。
宇都宮の自転車仲間と熱い観戦が出来る。コロナ禍の貴重なサイクルロード観戦の機会だ。

オリオンスクエアは非常に明るく、屋根が大きく改装され雨に濡れる心配がなくなった。新型コロナ対策のため広々としたエリアを有効的に使い、椅子の間隔を十分に空けていた。



逆にモニタの小ささが気になってしまうが、そこは手持ちのiPhoneYouTube を見て補完。(チャットで某選手や某コーチが参加していて賑わっていたのもチェック)

会場では、廣瀬GMと小森カメラマンによる実況・解説があり、またスペインの現地にいる曽我部メカニックと電話で繋ぐなど、宇都宮ブリッツェンサイドは非常に気合が入っていた。(よく見れば、スポンサー各企業やMIHO氏も訪れていた)


スペインは雨。予想以上にサバイバルレースの展開。一人、また一人と宇都宮ブリッツェンの選手がドロップしていく。増田選手は辛うじて集団の最後方に位置したまま周回を重ねていく、残り60km付近から集団の速度が上がり、早々に逃げを捕まえ、速度を落とすこと無く、トップチームがふるい落としに掛かった。気がつけば宇都宮ブリッツェンは増田選手ただ一人。そして残り30km付近で先頭集団のカメラから映らなくなった。

残り10km、最後の上りで、NIPPOのサイモンカーがアタックすると、一気に集団は崩壊していく。そこからフィニッシュラインまで圧巻の走りだった。

フィニッシュラインでカメラが固定され、場内は期待と不安で静かになった。ラインを通過する選手を皆で数え、増田選手のゴールを見守る。今のは増田選手か?いや違う。UCIポイント獲得は25位まで。増田選手を発見、20位?はっきりせず、皆で動画をもう一度確認した。

増田選手が20位。

宇都宮ブリッツェン側から暫定結果が発表されると、拍手が起こった。

会場は砂川会長のお礼の挨拶で幕を閉じた。


帰り際、柿沼社長が囲み取材を受けていた。
 

昨日、経産旗を健闘した小坂光選手も応援に駆けつけていた。

増田選手、オリンピック出場おめでとうございます。